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最近知った良い映画

『ペイ・フォワード 可能の王国』 原題:Pay It Forward は、

キャサリン・ライアン・ハイドの小説、および2000年制作の同タイトルの映画。

監督:ミミ・レダー。

”ペイ・フォワード”とは、自分が受けた思いやりや善意を、その相手に返すのではなく、

別の3人の相手に渡すというもの。

原作者キャサリン・ライアン・ハイドは「ペイ・フォワード」誕生についてこう語っている。

治安の悪い町で車がエンストしてしまったハイドは、車に近づいてくる男2人に恐怖心を抱く。

しかし男たちはエンストしてしまったハイドの車を快く修理してくれたのだった。

そこから、この「善意を他人へ回す」(映画では渡す)という思考が誕生した。

 

映画の主人公、トレバー(中学1年生)は社会科の授業で

「もし自分の手で世界を変えたいと思ったら、何をする?」という課題を出され、

アルコール依存症の母と家を出って行った家庭内暴力を振るう父との間に生まれ育った

彼が出した答えが『ペイ・フォワード』だった。

彼は”渡す”相手を探し実行するも失敗だったと本人は思い始めた。

だが、彼に内緒で母がこの運動をはじめることで、トレバーの努力は日に日に報われる。

遂にはテレビに取材されるなど、波紋は着実に広がっていく。

 

13年前の映画だが、私は物凄く感動し、考えさせらた。

素晴らしい映画です。

 

【京都遺品整理センター】
 
     事務担当:大森

2014/03/10

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