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島嫁
『島になくてはならない存在になりなさい』という母からの言葉を胸に”黒島”という石垣島より南にあるハート形のかわいい島で
頑張る女性。「新城 美保」さんの記事をみました。
彼女は30歳の誕生日を南の島で迎えようと、一人旅でふらーっと立ち寄ったのが”黒島”。
サンゴが生息する碧い海や、満天の星空、それにゆるやかな時の流れ。彼女は一瞬で島のとりこに。
そして、この滞在で出会った男性と結婚。彼女の一目惚れだったらしい。
そんなきっかけで彼女の島生活が始まる。
島の人は、包容力がすごいと語る美保さん。 彼女が高熱で寝込んでいると、たくさんの差し入れが玄関に置かれていたり、
悩んだ時なんかは畜産農家を一人で頑張っている”おばぁ”の背中を見ているだけ、悩みがちっぽけに思えると語る。
だがどこへ行っても人間関係の悩みは尽きない。ふらーっとやってきた彼女がみんなから歓迎されるばかりではなく、不安や寂しさが募るり、
逃げ出したい時もあったという。
そんな時、大阪に住む母が電話口で『島になくてはならない存在になりなさい』と、叱ってくれたという。
それ以降、彼女は島の事はなんでもやり、特に祭りは、島が一つになる一大行事なので料理の支度や、唄と踊りを覚えるうちに、少しずつ島に溶け込んむ
事ができましたと語る。 そので彼女はある事に気がつく。
島の催しでは、いつも男性が主役。女性は陰の役回りに徹している事。
そこで彼女は『もっと女性が輝く島にしたい』と、年に数回、「島嫁市」を行うことに。 彼女の家でフリーマーケットや喫茶を楽しみ、
石垣島からはネイリストや美容師を呼んで、女子力を磨く。 ”おばぁ”も、オシャレなネイルに頬を赤らめて喜んでいるという。
そして、夜になれば「夜嫁市」が開催。 女性は家の中で、男性は庭で乾杯し、憩いの時間を堪能しているという。
こうした様子を、昨年、JAの主張コンクールで発表する場をいただくと、思いがけず、全国で最優秀賞に輝いたという。
祝賀会では、なぜか突然「結婚式」の流れに・・・。式をあげていないのを知っていた島の人達からのサプライズに号泣。
この記事を読んで私もうるっときました。 島で頑張る女性、素敵です。
私も頑張らなければ!!
では、皆さん明日からお仕事おきばりやす。